最近、つみたてNISAを銀行で始めるのは良くないの?とよく聞かれます。
結論から言うとそんなことはありません。銀行で始めてもネット証券で初めてもそれぞれにメリットデメリットがあります。
今日は銀行、ネット証券それぞれ向いている人について解説していきます。
目次
銀行で始めるメリット・デメリット・向いている人
銀行でつみたてNISAを始めるメリット
・銀行員から直接説明を受けられる ・選べる銘柄も限られているため迷わない ・持ち物さえ持っていけば1日で設定可能 ・いつでも相談できる
銀行でつみたてNISAを始める一番のメリットは銀行員から直接説明を受けられることです。
いくら自分で調べてもよくわからなかったりすることもあるかと思います。特にお金のこと、投資となると苦手意識がある人が多いのも事実。
銀行でつみたてNISAを始めればいつでも何度でも銀行員がわかりやすく丁寧に教えてくれるので初心者には心強いでしょう。
また、持ち物さえ持っていけば書類の記入の仕方も全て教えてくれますし、自分の投資スタンスに合った銘柄を教えてくれるのでおまかせできるのも強みでしょう。
銀行でつみたてNISAを始めるデメリット
・来店しないといけない
・選べる銘柄が少ない
・積立方法など細かい設定ができない
銀行となると基本来店が必要になります。(今はオンラインで受付している銀行もあります)
平日働いている人はなかなか来店は厳しいところがありますよね。
また、これはメリットでもありデメリットでもありまあすが銀行のつみたてNISAはネット証券に比べて細かい設定ができません。
おまかせしたい人には問題ないと思いますが、自分で考えてやりたい人には物足りないかもしれません。
銀行でつみたてNISAを始めるのが向いている人
・人から直接説明を受けたい人
・銘柄を自分では決めきれない人
・一人で始めるのが不安な人
ネット証券で始めるメリット・デメリット・向いている人
ネット証券でつみたてNISAを始めるメリット
・いつでもどこででも始められる
・たくさんの銘柄から選べる
・積立方法も毎月毎週毎日と細かく設定できる
・口座振替だけでなくクレジット払いも選択可能
ネットの強みはなんといっても思い立ったらいつでも始められるところです。
また選べる銘柄や積立方法も多いので自分で色々と考えてカスタマイズしたい方にはオススメです。
クレジット払いができるネット証券を選べば積立をしつつ、ポイ活もできます。
ネット証券でつみたてNISAを始めるデメリット
・全て自分で決めなければならない
・手続きも全て自分でやらなければならない
・誰も相談に乗ってくれない
ネット証券のデメリットは全て自分でやらなければならないことです。
手続きも銘柄選定も自分で行わなければならないので投資初心者にはハードルが高かったりします。
ネット証券でつみたてNISAを始めるのが向いている人
・平日休みがなく銀行に行くのが難しい人
・自分で調べて動ける人
・クレジットのポイントを貯めている人
銀行でつみたてNISAを申し込むと手数料が高い?
銀行窓口でつみたてNISAを申し込むと手数料が高いものを勧められないか心配って声をよく耳にします。
つみたてNISAの対象商品は、販売手数料がかからないもの(ノーロード)で信託報酬(運用管理費用)も金融庁により低水準のものと決められています。
つみたてNISAの信託報酬
・インデックス型投信(国内):0.5%以下
・インデックス型投信(海外および国内外):0.75%以下
・アクティブ型投信(国内):1.0%以下
・アクティブ型投信(海外および国内外):1.5%以下
ネット証券のほうが選べる投資信託の銘柄がたくさんあるので銘柄によっては銀行よりも手数料を安くできます。
まとめ
つみたてNISAを銀行で始めるのはよくないと耳にすることもありますが、そんなことはありません。
投資初心者で不安があればまずは銀行窓口に相談してから銀行で始めるかネット証券で始めるか検討してもいいと思います。
おこめ。